脳梗塞 職場復帰という目標にむけ、体力の改善と共に歩行能力の安定、生活の場の拡大

性別
男性
年齢
53歳
傷病名(傷病の原因)
脳梗塞
障害の程度と日常生活
歩行は杖なし、プラスチック製短下肢装具使用にて自立レベル。階段昇降においては、手すり把持して自立レベル。食事、排泄、更衣自立レベル。整容、入浴は軽度介助レベル。麻痺している上下肢に関しては中等度から重度の運動麻痺が認められ、麻痺している手を自由に動かすことは難しい。また、麻痺している手を動かすと肩付近に軽度な痛みが生じる。
要望・目的
職場復帰という目標にむけ、体力の改善と共に歩行能力の安定、生活の場の拡大 精神面においてのサポート
アプローチ
全身のリラクゼーションを行うことにより、ムダな動きを減らし身体的負担を軽減させ、体力の改善を図ると共に、麻痺している手の活動性の向上を目指しました。
感想
麻痺している肩付近の痛みが軽減されると共に、背中の力を過剰に使わなくても麻痺している手を90°まで動かすことが可能となり、肘関節をコントロールしながらの動きがでています。また、歩行能力の安定性も増し持久力も増しています。
利用者様からの感想
職場復帰し不安が大きかったのですが、スタッフからのアドバイスにより今では身体面、精神面共に安定してきたように思います。職場復帰してからは週2回が週1回のデイ利用になりましたが、仕事とデイを行うことが自分にとって大きなリハビリとなっています。