寝返りや起き上がりで身体のあちこちが痛む理由
「身体のあちこちが痛くて、寝返りや起き上がりが思うようにできない…」 アシストジャパンをご利用されているご利用者様も、以前はそんなお悩みを抱えていらっしゃいました。
身体を起こそうとして無理に力を入れると、全身の筋肉が固まり、かえって腰や背中に大きな負担がかかってしまいます。専門スタッフが身体の状態を詳しく確認したところ、お腹の前面にある「腹直筋(ふくちょくきん)」が強く筋張り、足上げや起き上がり時の痛みを生んでいることが分かりました。
楽な動きを取り戻す5つのリハビリステップ
当施設では、痛みの根本原因である「筋肉の過剰な緊張」を解きほぐすため、以下のステップで丁寧なアプローチを行いました。
改善へのプロセス 1

足のストレッチと挙上確認
まずは足のストレッチを行い、スムーズに足を持ち上げられる状態を整えます。お腹側の突っ張りを優しくゆるめることで、腰を前に引っ張る過度な緊張が抜け、腰部の痛みが軽減します。
改善へのプロセス 2

お腹(腹直筋)の緊張と痛みの評価
足を上げた際のお腹の痛みを確認。腹直筋を触ると緊張が強く筋張っており、お腹の硬さが痛みの原因になっていることが判明しました。
改善へのプロセス 3

うつ伏せ姿勢と腰背部のチェック
うつ伏せの姿勢をとっていただき、腰椎から胸椎にかけての違和感や張りを確認・ケアしていきます。
改善へのプロセス 4

肩甲骨周囲から首にかけてのコリを解消
背中だけでなく、肩甲骨周辺から首(頸部)にかけての緊張や凝りも丁寧にゆるめて整えました。
改善へのプロセス 5

ベルトを用いた「腹式呼吸法」で深部まで緩和
腹直筋を緩めるため、お腹にベルトを適度に締めて深呼吸(腹式呼吸)を行っていただきました。あわせて「うつ伏せ姿勢」をとることで、お腹の緊張がより緩和しやすく、腹式呼吸が行いやすくなるという大きなメリットを活用しています。
なぜ「お腹を緩めて呼吸を整える」と動きが楽になるのか?
起き上がりや寝返りをスムーズにする鍵は、実は「強く力むこと」ではなく「不要な力を抜くこと(脱力)」にあります。
腹直筋や腰背部、首回りが固まったままだと、体が柔軟に連動せず、無理に動かそうとして腰に大きな負担がかかってしまいます。今回のように、ベルトを用いた腹式呼吸とうつ伏せ姿勢を組み合わせて全身の過剰な力みを解いたことで、お腹・背中・肩まわりが柔らかく整いました。
その結果、必要以上に力を入れなくても、しなやかに身体を動かしてスムーズに寝返りや起き上がりが行えるようになったのです。
無理のないスムーズな動きで、毎日の生活を快適に
リハビリを通じて全身の緊張が軽減し、身体が綺麗に整ったご利用者様。今では余計な力を込めることなく、楽な動作でベッドからの起き上がりや寝返りができるようになりました。
「起き上がるたびに腰が痛む」「身体が固まって動きにくい」とお悩みの方も、原因に合わせた正しい順番で緊張を和らげれば、身体は確実に応えてくれます。
アシストジャパンでは、お一人おひとりの身体の状態を専門的に評価し、安心して動ける身体づくりをサポートいたします。ぜひお気軽にご相談ください。