令和7年6月1日 (日) アシストジャパンデイサービスセンター8号館にて実施
利用者氏名:0様 男性
現病歴:右片麻痺
ニード:基本動作が円滑になり、日常生活における活動範囲を広げる
基本動作において、左肩の挙上・手指の握りこみから動作が始まり、体幹の前傾・両股関節屈曲の姿勢が顕著であった。
また歩行時は、体幹部の側方動揺見られ不安定さあり。
セラピストが肩甲帯と大腿部を介助し体幹部の伸展を確認する。
右上肢を水平に固定し、骨盤帯・下肢を動かし、体幹部に捻りと伸張刺激を加える。
オンエルボーポジションにて、体幹部を両側方へ動かし、肩甲帯周囲筋群の活性化を図り、右肩関節へ圧覚刺激を与え、安定化を図る。
その後、膝立ち位にて肩関節を可能な限り屈曲し、体幹の伸展を促す。
肩甲帯が安定する姿勢にて、立ち上がりを行う。
回数を重ねていくと、下肢の出力時に右手の握りこみが減っていた。
立位にて、体幹伸展・肩関節屈曲位を取り。
股関節の伸展+腹部前面筋群の最大伸張を促す。
初期評価で見られた体幹の前傾・両股関節屈曲は減少してきている。